個人山行 馬口岳(バクチ岳)縦走(1435m) 宮崎県
2017年12月23日 報告:幸
2017年12月23日女子4人で椎葉村飯干峠から南にあるバクチ岳に登った。つづら原地区の右田さんが寄付されたお金で切り開かれた登山道で、季節にはシャクナゲ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジの花が群生して登山者を楽しませるが、今回は冬枯れの静かな山であった。
八代6:00-人吉―水上村-県道388-県道265-つづら原地区―馬口岳新登山口8:50―バクチ石着11:04発11:35-馬口岳山頂着11:42発12:10-馬口岳新登山口13:45―多良木温泉―八代
天気は良かったが、北風の強い天皇誕生日であった。水上村までは霧と路面が凍りつく寒さでも車は順調に走り、4人の会話も弾んだが、県道388から登山口駐車場(写真1.)までの蛇行する山道には皆閉口してしまった。駐車場から2分で新道と旧道の分岐(写真2.)になり、右の新道からスタートした。
(写真1:登山口駐車場)
(写真2:新道と旧道の分岐)
小崎川を渡渉し(写真3.)対岸の道標に辿り着く。目の前の尾根を川沿いに10分ほど左に巻き尾根を登り、右にトラバースして谷を横切り、急登になったところに水飲み場がある(写真4.)。水は凍っていたので素通りし所々ロープのある杉林の急登が続くとシャクナゲの群生地に入る(写真5.)。そこからすぐ展望所(写真6.)で椎葉村の向こうに扇山、五勇山、白鳥山方面の山々が見えた。
(写真3:小崎橋の渡渉)
(写真4:水汲み場)
(写真5:シャクナゲ群生地)
(写真6:展望所)
シャクナゲ群生の中を木の根をつかみ、落ち葉に滑りながらさらに急登を行く(写真7.)とミツバツツジとヒカゲツツジの群生に入る(写真8.)。花の時期なら疲れを忘れるくらい見事であったろう。さらに急登でクタクタになって、ようやく右にトラバースした穏やかな道になり、バクチ石と馬口岳への分岐になる。分岐からすぐ視界の開けた昼寝石(写真9.)。昼寝ができるくらい広く平らだ。そこから岩場を下り、そして登るとバクチ石(写真10.)で、脊梁の山々が見渡せた。北風が寒いので早々に山頂に向かう。
(写真7:シャクナゲ群生地の急登)