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個人山行  平治岳 北ルート・東尾根ルート

     2017年9月24日  報告:マツ子

 9月に九重山群の黒岳を縦走した後、坊がツルでテント泊をしたくなり吉部から坊がツルに入った。テント設営した途端に雨が降り始めたのですぐ避難小屋に陣取り明日はどこへ行こうかと地図を見ながら検討した。地図には実線ではなく点線で示されているが、平治岳から大船林道に降りて吉部に戻れるルートをみつけた。明日は平治岳の北ルートに行くことにした。

 

坊がツル5:20-大戸越6:08-南峰6:35-平治山頂1643m着6:46・発6:55-北コース・東尾根分岐6:58-東尾根1230m地点7:20-北コース・東尾根分岐に戻る8:29-北コースススキの原9:00-木の梯子のかかる崖9:15-4号集材路出合い9:25-大船林道出合い9:35-大船林道ゲート10:11-吉部駐車場10:18

 坊がツルの避難小屋を夜明け前に出発し、大船と平治の分岐を左に大戸越に向かう。昨夜は雨だったけれど今朝は晴れた。平治岳山頂から久住・三俣・指山、黒岩岳・涌蓋山、由布岳、黒岳を見ることができた。

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(大戸越から平治岳)
(平治岳山頂から久住・三俣・指山)
(黒岩岳・涌蓋山)
(由布岳)
(黒岳)

 平治岳山頂を北に向かうと細い踏み跡がありしばらく下ると真っ直ぐ下る谷と山頂からの尾根にそって右に向かう道に分かれた。右の道には赤いテープがいくつもついていてアセビやリョウブ、ウツギなどの低木の生えた明るいなだらかな道だ。

(写真1)

 地図には北方面に降りる他のルートは載っていないし、よし!右の道を行こう!尾根に沿って250m程東へ行くと北東方向に左の尾根を急下降し始めた。樹林の中をどんどん降りると1230m付近で男性登山者に会った。話を聞けばこの道はソババッケ近くに降りる東尾根コース(地図には載っていない)で私の降りるはずの北コースは隣の尾根になるとのこと。1620mの分岐まで登り返す(写真2)。

 1時間半ほどのロスだったけれど新しい道を発見できてラッキーだった。北ルートは600mほどの距離を急下降すると平らなススキの原にでる。ススキが生い茂っていて道が分からない。北方にススキの原を突っ切って灌木に付いた小さなテープを頼りに進むと小さな道をみつけた。

 樹林の間の下りになって湿地に出たら左に45度曲がる。テープをたどって大岩に突き当ったら左に折れてすぐ右の谷を下るとロープを発見。木から右の崖にロープが垂れていて、ロープの下のほうにミカン箱の木材で作ったような梯子がぶら下がっている。「太っていなくて好かった-。」と思わせる梯子だ。

 ソロリと梯子を降りてからテープを見つけながら400m程下ると大船4号集材路という林道にでる(写真3)。「熊本地震で亀裂が見つかったので登山道は立ち入り禁止」の看板(写真4)。危険な梯子にしても地盤の亀裂にしても平治東尾根ルートのほうが安全なようだ。

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(東尾根の道※写真1)
(北ルート分岐※写真2)
(北ルートのススキの原)
(ガケには梯子あり)
(4号集材路から登山道へ入る場所※写真3)
(立ち入り禁止の看板※写真4)

 右に林道を進むと大船林道に出会う。大きなカーブから鳴子川沿いの登山道に降りて大船林道のゲートまで歩く。大船林道のゲートから駐車場までツリフネソウの群生がきれいだった。

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(大船林道に出会う)
(大船林道ゲート)
​≪山で出会った花々≫
(アケボノソウ)
(ツリフネソウ)
(フウロソウ)
(マムシグサ)
 (坊がツル~平治北ルート地図
 ※画像をクリックして拡大)
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