個人山行 稲佐山~立岩、八郎岳~松尾岳縦走
九州百名山完登達成 長崎の旅
2019年1月13~14日 筆:画像 無口なゆで玉子
八代山の会のM女史が長崎県の八郎岳で「九州百名山を完登」になるらしいので、仲間9人と1月の連休を使って自家用車2台に分乗して出かけた。
1月13日
八代市役所6:00-長崎グラバー園9:30-稲佐山公園駐車場11:00-立岩11:45-カエル岩12:15-立岩町-淵町稲佐山登山口13:20-稲佐山三角点14:50-稲佐山公園駐車場15:05-ホテル15:50-中華街17:00
天気予報では、曇りのはずであったが八女あたりから本降りの雨となったため、1日目に予定していた八郎岳は2日目にして、今日は長崎観光と稲佐山-立岩登山に変更した。佐賀県を抜けるあたりで、長崎自動車道を走る私たちの前方を鮮やかな色の虹が太く、くっきりと二重に現れて、車の中は歓声に沸いていた。
九州生まれなら修学旅行で見学済みのグラバー園を、まずは私の希望で連れまわした後、稲佐山公園駐車場に向かった。稲佐山公園駐車場から遊歩道を東に進みクライミングの練習場になっている立岩への登山道に入った。険しい岩場の下りもあり、立岩町に近いカエルのような岩場で一息。
(写真:カエル岩で休憩)
一度、街に降りてロープウエイのある淵町の稲佐山登山口から稲佐山山頂を目指す。途中、赤テープも道も無くなったが、急登の尾根を木につかまりながら登ると1時間くらいで車道に出て稲佐山山頂へ。
(淵町稲佐山登山口)
(稲佐山三角点)
曇っていたが長崎市内が一望できて眺めよし。ロープウエイで登り返した人達と合流して夜の中華街へ。本場の中華コース料理を生ビールやら紹興酒で流し込み、夜の長崎を楽しんだ。
(稲佐山―立岩)
(長崎中華街)
1月14日
ホテル5:00-平山市民農園駐車場6:00-八郎岳登山口-八郎岳7:20小八郎岳8:10-千千峠8:25-佐敷岳9:02-松尾岳10:10-駐車場11:30-八代15:15
朝早くからホテルを後にして登山口に向かった。夜明け前の真っ暗な中、少々道に迷ったが、6時には駐車場を出発し、長い尾根を登って晴天の八郎岳山頂に到着。八郎岳山頂からの展望はよく、長崎市内から天草諸島まで眺望できる。また、眼下にはすぐ海がせまり、三菱造船所や航行する船舶や軍艦島も見下ろすことができた。朝日の中、今回の最大イベントである「M女史の九州百名山完登」を祝ってT氏お手製の横断幕を広げて万歳三唱の記念撮影をした。
(写真:八郎岳山頂)
八郎岳から熊ヶ峰の道標に従い南東の尾根沿いに少し下り、小八郎岳方面へ右折して千々峠から佐敷岳へ快適に進み、佐敷岳の下りで少々苦戦したが、松尾岳まで縦走して自転車ロードに下山し、歩いてきた縦走路を見上げながら駐車場に無事戻った。
(写真:佐敷岳山頂)
(八郎岳から松尾岳)
(八郎岳ー松尾岳)
今回参加してくれた9人は50代から70代の中高年メンバーであったし、八郎岳が熊本からは遠方であるので、天気や事故や疾病などいろいろ心配したが、元気に2山を縦走できて良かったと、ほっとしている。