例会山行 尾瀬ヶ原(燧ヶ岳、至仏山、谷川岳)
報告:遠原 写真:野上
日程:2018年7月24日(火)~28日(土)
参加者:男子4名 女子9名 合計13名
行程:(往)熊本空港~羽田空港~尾瀬ヶ原 (復)東京駅~博多駅~八代
宿泊:24日長蔵小屋 25日第二長蔵小屋 26日土合山の家 27日鬼怒川温泉プラザホテル
7月24日(火)晴れ
天気予報での「ずーっと好天」を信じつつ、憧れの百名山3座を目指して熊本空港を7時35分に出発して、羽田空港に到着。待っていた貸切バスに乗車して尾瀬ヶ原入口・大清水に向かいました。
途中で女性ガイドさんと合流して、乗り合いバスを利用して一ノ瀬峠から三平峠まで向かい、尾瀬沼の長蔵小屋に17:30に到着しました。途中、明日登る燧ヶ岳が尾瀬沼の向こう側にどっしりとそびえていました。
(写真:熊が潜む根曲竹の中を尾瀬沼へ)
(明日登る燧ヶ岳を見ながら歩く)
(尾瀬沼の木道は幅広サイズ)
(好感が持てる声の大きな女性ガイド)
7月25日(水)晴れ
山荘を6時丁度に出発し、今日の目的地・燧ヶ岳へ向かいました。長英新道(7:25)~燧ヶ岳で昼食を取り(11:00)見晴新道を通り見晴十字路へ下山。見晴新道は急な下りで道も悪く、皆くたくたで、やっと今夜の宿・第二長蔵小屋に到着。樹林帯を通ったり、岩場を通ったり、急坂を下ったりと大変な山でした。
三班に別れて下山したために、最後のグループが16時頃に到着。その後の尾瀬を見ながらのビールは最高でした。
(燧ヶ岳の中腹からの尾瀬沼)
(燧ヶ岳山上から明日登る至仏山を望む)
7月26日(木)晴れ
山荘を6時に出発し、今日の目的至仏山へ。山荘から雄大な尾瀬ヶ原を2時間(6Km)歩き、登山口:山ノ鼻へ。山の鼻から蛇紋岩の続く山道を汗だくになり、花々を眺めながら山頂へ向かう。
(写真:尾瀬ヶ原の6Kmの木道を至仏山へ)
(至仏山の登り始め)
(昨日の燧ヶ岳と尾瀬ヶ原)
途中、岩で滑りけがをした人を救助するヘリコプターの横を通過し、山頂へ到着、(11:45)。昼食を摂り隣の小至仏山(13:10)~鳩待峠着。(15:15)待っていた貸切バスで土合山の家に到着。(17:30)夕食は焼肉で、皆んな大満足でした。
(至仏山、目の前での負傷者緊急搬送)
(至仏山頂を目前の最後の木道)
7月27日(金)晴れ
土合山の家を7:30に出発し、今日の目的地谷川岳に向かう。8時に出るロープウェイの駅で「谷川岳の名物」というガイドさんと合流し、登山口・天神平までロープウェイを使い谷川岳へ出発。
(写真:谷川岳に多い厳しい岩場)
熊穴沢避難小屋で二組に分かれる。谷川岳の班は雄大な山々、きれいな花を見ながら肩の小屋~トマの耳、オキの耳へ。(11:30)ここは本州を太平洋側と日本海側に分ける脊梁の一部で、太平洋側は真っ白い雲、日本海側は晴天でした。
オキの耳のきれいなお花畑の中で昼食を摂り大感動。肩の小屋で買ったTシャツのプリントの言葉。“魔の山なんて 誰が言う 味わい深き 谷川岳”
ロープウェイの駅・天神平を下り土合口へ。(15:00)今夜の宿・鬼怒川温泉へ。宿へ向かうバスの中で台風が接近していることを知り、明日の帰りの飛行機が飛ばないこと等を聞いて皆びっくり。
明日はどうなるのか気になりつつ、夜は恒例の宴会で盛り上がり就寝。温泉は非常に良い温泉でした。
(写真:隣の爼嵓(マナイタグラ)に雲がかかる)
(谷川岳最後の頂上へあと一歩)
(百名山3座を3日で踏破した4女性会員)
7月28日(金)小雨
台風が気がかりのため、日光東照宮観光をあきらめ新幹線で帰るか、もう一泊して次の日の飛行機で帰るかを話し合う。台風の進路を見ると、九州の方へ向かうとのことで新幹線で帰ることを決め、一路東京駅へ。
どうにか新幹線に乗ることができて一安心。台風の影響で新幹線も大混雑。博多で乗り換え、やっと皆さん八代へ到着。帰りは大変な移動でしたが、登山の3日間は天気にも恵まれ、素晴らしい山旅でした。
また、28日の予約していたホテルのキャンセル料50%を取られることになり、申し訳ございませんでした。ご協力ありがとうございました。