個人山行 寂地山 五竜の滝とカタクリの花 (山口県)
2019年4月28日 報告・画像:松山
4月の例会山行が中止になったのでおばさん4人で山口県最高峰の山に行ってきた。4月28日のゴルデンウイーク初日で天気も良く高速道路の渋滞が予想されたので朝3時に八代ICを出発した。熊本県ではカタクリの花というと雁俣山や目丸山が有名だが、寂地山のカタクリの花の数は比べ物にならないほど多いそうで楽しみである。
4月28日:八代IC3:00-寂地峡駐車場7:40-犬戻りの滝駐車場に車を置き自転車で寂地峡駐車場に戻る7:50-寂地峡五竜の滝入り口8:05-木馬トンネル8:35-みこのし峠10:40-カタクリの花群生地-犬戻りの滝分岐11:48-寂地山山頂着12:00発12:20-犬戻りの滝駐車場14:35-深谷峡温泉15:05-八代20:30
寂地峡キャンプ場に五竜の滝入り口があり竜尾の滝が見られる。滝見道の石段を上がると登竜の滝、大乗淵、白竜の滝、落差18mの竜門の滝、14mの竜頭の滝、延命の水と美しく清んだ水と奇岩怪岩と新緑の風景に驚かされる。
(写真:竜門の滝)
滝の終点には木馬のトンネルを右に進み橋を渡って左に進むと登山道になる。川に沿って登山道を進むとチゴユリ、ギンリョウソウ、エンレイ草やエイザンスミレの可憐な花々を愛でながら徐々に急坂になっていく。
(写真:木馬のトンネル)
(チゴユリ)
(ギンリョウソウ)
(エイザンスミレ)
6月に山口県の高校登山部の競技会があるそうで登山道の下見をする元気の良い若者やイケメンの指導の先生方とすれ違う。みこのし峠に着くとちょっと元気のないカタクリの花がチョッピリ咲いていた。「今年は花が少ないのかしら?? でも、カタクリの花を見れて良かったね。」と話しながら一休み。
みこのし峠を左に行けば右谷山に行くが今日は時間がないので右に寂地山を目指す。ところが、15分も歩けばカタクリが道沿いにびっしり花をつけて、これがまた見たことないほど大きくてみごとな花の群生に皆でビックリ。カタクリ畑におばさんたちの黄色い歓声が上がり続けます。地元の登山者いわく、「これでも、先週が花の盛りで今日のは少ない。」とのこと。(ドンダケ~)って感じよね。
(カタクリの群生)
(カタクリ)
犬戻り分岐手前から頂上には花は無く、山頂から冠岳方面に縦走するとカタクリはまたまた見事だそうだが、今日は頂上でご飯を食べて犬戻りの滝駐車場に下山した。
前日の寒気の名残で朝は冷え冷えしたが、高気圧の張り出しで昼には高雲りに。気温も20度ちょいまで上がったのでカタクリの花がきれいに咲いてくれました。有り難やアリガタヤ~。
(写真:寂地山山頂)