個人山行 晩秋2つの沢登り (鹿児島県)
①木城川、中俣(上級)
②平川谷 (初級)
①2019年10月某日 ②11月4日(月)祝日
報告・写真:沢がに
①鹿児島の沢 万滝沢(木城川、中俣)上級
(908.5m)の北面を水源とする沢である。
メンバー 2名
10月某日 土曜日前泊
日曜日 6:00起床 8:00出発 黒尊岳13:30 国見平14:30 駐車場15:30
8月の例会山行で、本城川(高山川支流)を逆行した途中から2俣を右に入ると、万滝沢である。2俣から15分程進むととてつもない滝が現れる万滝だ。80m~100m程の滝が3段になっている。
1段目はフリーで何ともなく登る。
2段目は30m程で滝の右側にボルトが1本打ってあるが、初登当時の物でボロボロで使えず、割れ目に直にカムをかませて、ズルズル滑る草を掴んで小木にすて縄を巻いてプロテクションとして越える。
3段目30m程右側から左側に滝の下を、トラバースしてハーケンを1本打ち、松の木を目指して登ると、ボルトが2本打ってあるが、2段目の滝のボルトと同じでボロボロで手掛かりも無く、本当はボルトを打ち替えるべきであるが、時間も掛るし細引きを切ってボルトの頭に巻き付け
2つ目のボルトも同じ様な事をしてどうにか3段目も越す事が出来た。これは絶対してはいけない登り方だ。3段の滝は2時間を要した。
この滝を越えたらナメラや川床の様な所が数100m程続く。後は初級の沢となる。
②平川谷 初級
11月4日(月)祝日 メンバー7人
八代8:00 砂防提駐車場10:30 ナメラの終わる所で下る12:30 砂防提駐車場13:30
平川谷は湯前から市房ダムを左の道に沿って進み、古屋敷集落を過ぎ、林道を上って行くと、橋の左側に大きな滝が現れる。ここが平川谷である。
砂防提の所まで車で行き、砂防提を超えると滝は数か所あるものの、ほとんどがナメラの沢である。
5~6mの滝:夏ならチャレンジするが寒くて巻く。永遠と続くナメラを登って行く。
沢の上部になるとナメラは無くなり、普通のゴーロになり魅力は無くなりここで終わりとする。紅葉はあるものの一週間程早い気がした。