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山行報告  開聞岳(鹿児島県)

2023年5月27日(土)  報告:竹原

 参加者  男性:11名  女性:7名

         マイクロバス利用

 九州最南端で距離があるため早朝5時半に出ました。途中3か所でトイレ停車しながら指宿スカイラインを通り、登山口に隣接するかいもん山麓ふれあい公園に到着したのは8時45分頃でした。サブリーダーのMさんに先頭をお願いして9時20分に二合目登山口より登りを開始しました。 

 掘割やザラザラの歩きにくい砂利道を約1時間ほどで五合目を通過。その先は大きな溶岩石乗越えの連続でした。途中の第3レスキューポイント付近では少し視界が開けて、ほっと一息。眼下には山裾を洗う太平洋の荒波が白く砕けていました。

 照葉樹林は湿度が高く、湿った岩とそれに貼り付いたコケが登山者を緊張させます。気温も高いので相当蒸し暑いかと思っていましたが高曇りで日差しはなく、方向によって風が吹き抜けて心地よかったです。

 ぐるりとらせん状に一周して上り詰め、12時ちょうどに頂上に到着しました。残念ながら視界は今一つで、近くの池田湖やその周辺だけはまあまあ見えましたが、大隅半島はぼんやりかすみ、枕崎方面へカーブを描く海岸線も途中までしか見えませんでした。狭い山上はたくさんの登山者で賑わっていて、私たちもいい場所を探して何とか昼メシにありつきました。

 集合写真のあと、下山の開始は12時35分。おおよそ2時間40分もhi-hi-言いながら登って来たのに山頂滞在はたったの35分。何となく虚しさを感じながらさっきの山道をまた  ぞろぞろ引き返すのです。二合目登山口に着いたのは15時10分でした。登りも下りも時間はあんまり変わらず、といったところです。

 帰りは絶景露天風呂、たまて箱温泉で少し余裕を取ったので、八代へ帰り着いたのは20時頃になってしまいました。

 メンバーの皆様には、朝早くから夜遅くまで引っ張りまわしたのに、不満や愚痴一つこぼさずにお付き合いくださいまして、ホントにありがたく思います。サブリーダーのMさんには大変お世話になりました。

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