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例会山行  大障子岩・前障子(祖母山系) 

2022年6月4~5日(土日)  報告:松山、画像:西村

参加者:男6名、女5名 合計11名  (自家用車利用)

 祖母山から北東に伸びる尾根上にある大障子岩・前障子はアップダウンの激しい悪路で、尾平八丁越登山口から大障子岩までは標高差約800mしかないが下山口の健男社まで地図上での歩行時間が7時間になっていて長くて険しい。

 今回、長時間の悪路に加え参加メンバーの体力に差があるためバラバラに歩行しないよう3班に分けて行動した。

 また、事故があった時の用心に救助用ザイルとギアを携帯し、事故対応ベースキャンプ地となるよう下山した日にゲストハウスランプに宿泊とした。

 一週間前の天気予報では、4日は低気圧を伴った前線で大雨のはずであったが一日ずれて5日からの雨になったので予定通り決行した。八代市役所5時出発。218号線から高千穂で7号線に入り尾平トンネルを超えて登山口着7:40。

 先発隊(出発7:51)を下ろして運転手は下山口に車を置きに行き、車1台に同乗して運転手全員登山口に戻り後発隊で出発8:26。クーチ谷を3回渡渉し急登の細い泥道とザイルが設置されている岩場をよじ登り谷を数回越して八丁越にでる10:06。

 八丁越で後発隊と合流し10:21、八丁越からは3班に分かれて行動し大障子岩・前障子・黒岩山・黒谷のチェックポイントで各班長による点呼と各班通過確認用のリボンの設置をしながら行動することとした。

大障子.jpg
​前障子でパチリ
大障子3.JPG
​岩と緑

 天気は快晴、空の蒼さが祖母山の山頂から傾山までの遠い山々の頂を鮮明にしている。陽の光が新緑の葉を通して輝き、尾根に吹き上がってくる風が気持ちよい。

 3班のコースタイムは、大障子岩11:10-尾根上で昼食11:40-前障子13:45-黒岩山14:40-黒谷15:50-健男社駐車場ゴール(1班16:00到着2班16:25到着3班16:50到着)

 バテる、足がつる、足が動かない、足の痛みがひどいなどいろいろあったが事故もなく無事に全員下山できたのは参加者の機転と優しさと気遣いのおかげであった。愛情に支えられた山行であった。

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