御嶽山、木曾駒ケ岳 長野県
2023年 7月24~28日 報告:竹原
参加者:男性4名 女性:7名 合計名 11名(平均年齢72.5歳)
交通手段:新幹線→名門大洋フェリー→貸し切りバス(中型)
4泊5日(船中二泊)で御嶽山と木曾駒ケ岳の二座に登って来ました。ロープウエイ飯森高原駅からの登山開始は13時ちょうどでした。やや雲が多かったですが、かえって暑さを凌げてよかったです。登山道には信仰の山らしく、至る所に石仏や祠、でかい石の塔婆みたいのが気味悪いくらいたくさん立っていました。宿泊予定の石室山荘に15時50分到着。
宿泊者は私らの他に一人だけ。貸し切り状態でした。翌朝はよく晴れていて、体ほぐしの体操なんかして5時5分にスタートしました。出発時に同泊していた修験者の方が白装束姿でホラ貝を高らかに吹きまくって、私らの安全を祈願してくれました。
山頂の剣が峰3.067m到着は6時ジャストでした。山頂の風は涼しく、遠くの雲間に槍穂高がうっすら望めて、右手には明日登る木曾駒ケ岳が雲を纏いデーンと控えていました。登山客は思っていたより少なかったです。
二の池、賽の河原、三の池、五の池など巡り下山道八合目の枯れ果てたお助け水と言う所を9時30分通過し、終点の濁り河温泉に12時40分に到着しました。
下り半分くらいは大きいゴロゴロの石道で、ものすごく歩きにくく、約5時間の長い下り道のため脚はガタガタみんなの顔はクシャクシャでした。そして、待っていたバスに乗り込み翌日予定の木曾駒ケ岳登山口に近い駒ケ根市の温泉旅館へ移動しました。
登山4日目の木曾駒ケ岳も素晴らしい天気でみんな早朝からソワソワニヤニヤ、昨日の疲れも忘れてしまうほどでした。1番のロープウエイで2.612mの千畳敷駅まで上がり7時20分登山開始しました。が、人気の登山ルートらしくたくさんの人がいてゾロゾロ登山でした。
目の前に千畳敷カールや宝剣岳が青空に映えてかっこよかったです。浄土乗越し8時10分、木曾駒ケ岳山頂到着は9時5分でした。天気も、眺めもいいし、もっと山頂を満喫したかったのですが、帰りの時間が気がかりでゆるっとできず、写真など撮ってそそくさと同じ道を下りました。標高3.000m越えの高所登山でしたが、高山病になったり落伍した人もなく、今年も有意義な夏山登山を満喫しました。
参加メンバーの平均年齢は72.5歳。今回はガイドさんが2名付いてくれて大いに助かりました。 皆さん、ご苦労さまでした。