新型コロナウィルスによる長い月日の自粛生活が続く中、マスク着用・車内の座席は密にならないようひとり一座席で岩峰連なる高隈山系の刀剣山に行きました。ＡＭ6時八代市役所を出発。猿ヶ城キャンプ場駐車場着(8時50分)。

　身支度を整え、ますヶ淵を渡渉し、シダ他下草が蔽い、土嚢?で造られた階段状の急坂を登る。

　スタジイ(ブナ科シイ属常緑広葉樹)の巨木。咲いたヤッコソウ(シイの木の根に寄生。形が奴凧を思わせる)の自生地(看板有)を過ぎ、四合目(第六休憩所)に着く。樹林帯・落ち葉・崩落地を経て沢に出る。

　前方には巨大な岩壁が聳え立ち、沢に沿った岩場に張られたステンレス製の鎖を頼りにトラバース後、右岸に渡ると5m?のアルミ製梯子を登ると急坂が続き、九合目(Ⅰ峰・Ⅲ峰分岐)に着く。

　ザックをデポし、Ⅲ峰へ向かう。岩付きの下り・上りを繰返すこと15分?でⅢ峰。垂水市と高隈山系を望み、引き返す。Ⅱ峰を経て岩肌をロープや立木を掴み大きな岩のⅠ峰に着く(11時55分)。曇り空で高隈の山々は目の前に横たわるが、桜島は姿現さず。

　各人昼食!!　小雨が時々肌に感ずる中、Ⅱ峰～九合目を経て下山。